こんにちは。

フィッシュグリップとは、魚を安全にキャッチするためのツール。

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直近の写真だとこんな感じで、魚の口をがっちりとホールドするための道具です。

魚を捕まえる上で必ず必要というわけではなく、なくても問題なく魚を獲ることは可能で、持っているなら便利、くらいの認識をされていることが多いように思う。

私はある程度大型魚のルアーフィッシング(シーバスなど)には必須だと考えています。



必要な理由①
素手で掴むことに比べて圧倒的に安全にキャッチできる。


魚の体は鱗で覆われており、さらにヒレや歯で手を傷つける恐れがあります。
また、ルアーフィッシングの場合、釣り上げた後にトレブルフックを外さなくてはならないので、その時に魚の動きをある程度制御しなければ取り外しに苦労します。
素手だと魚が暴れた時に、前述した負傷やトレブルフックが刺さる可能性が高い。
フィッシュグリップで魚を掴み、プライヤーでフックを外せば魚に直接触れることなく、安全に取り外しができます。
指に針が刺さってしまうと釣りどころではなくなります。



必要な理由②
魚へのダメージを軽減できる。


リリースを前提とした時、釣り人なら誰しも逃がした魚に生き延びてもらいたいと考えるはず。
しかし、その作業に時間をかけていては、確実に魚へのダメージは蓄積され、残念な結果になってしまいます。
魚をコンクリートの上に置くとか、魚の腹を持って内臓を圧迫するとか、地面で暴れまわって鱗や粘膜がボロボロになるとか、体温の高い人間の手による体表へのダメージとか、致命的な酸素不足とか・・・。
リリースは魚に極力触れず、素早く行うことが最も大切です。

魚へのダメージについては、タックルハウスの二宮氏もブログに書いています。
K-TEN Laboratory

フィッシュグリップを使用することで、リリースまでの時間短縮、ダメージの軽減が可能なため、魚に優しいツールだと言えます。
フィッシュグリップによる下顎へのダメージももちろん無いほうが良いのですが、釣りをしている以上完全にダメージ0というわけにはいきません。
それならそもそも釣りをすること自体間違っています。
二宮さんも言っている通り、口周りへのダメージは比較的軽症(治りが早い)なので、どこかに最低限のダメージを与えるとすれば、ここがベストな部位なのです。



私が使っているフィッシュグリップ

私は以前からどこのメーカーかよく分からない安物(3000円くらいか?)のフィッシュグリップを使用していました。
最初の写真のグリップがそれです。
ただ、アームを開閉するレバーが魚に近い位置に設置されており、キャッチした時にフックが指に刺さりそうなこと、またそれなりに指先の力がいるため、安全面と素早く確実に魚の口をホールドする必要性から、スタジオオーシャンマークNewbie(ニュービー)に変更することにしました。

オーシャングリップNewbie(メーカーサイト)

以下、特徴をメーカーサイトより抜粋

  • アンダー1万円モデル
  • 世界最軽量97gのフィッシュグリップ
  • グリップの開閉はトリガー式で、軽い力で操作可能
  • 片開きのため、両開きと比べて狙いがつけやすい
  • 寒い時期でも指一本での操作が可能
  • 手に持つハンドル部分はショート化し、操作性を重視
  • 魚との距離を取りやすいロングノーズタイプ
  • 凹凸を軽減し、フック絡みを回避

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楽天市場でのレビューを簡単に紹介
  • 軽い。ちょうど良い大きさ
  • デザインが良く。安い。
  • 高いフィッシュグリップは買いたくないが、スタジオオーシャンマークなのに安い。
フィッシュグリップの代表メーカーのスタジオオーシャンマーク。
かっこいい商品を作るけど、値段が高すぎて手を出す気になれませんでしたが、私の中で初めて値段と商品性能がかみ合いました。 
レビューはこちらから確認 



実際に使ってみて

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こんな感じで魚と距離を取りつつがっちりホールドできます。
魚が小さいのが残念ですが・・・。

フィッシュグリップの構造もシンプルで、隙間からグリスやオイルを着けることもできて、メンテナンスも容易。
樹脂素材と金属素材を組み合わせて作られているため、1万円払うにしてはちょっと安っぽいと感じる方もいるかもしれません。
私自身は、軽くて使いやすく、見た目も良いので大満足の一品です。



2017/11/15追記
もっとコスパに優れたアイテムを発見した結果ニュービーがゴミと化しました。
コスパ最強Umibozuのフィッシュグリップ
絶対こっちの方がいいです。



それではまた。





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