こんにちは。

私の周りには釣りをする人があまりいないのだけれど、全くいないわけではなく、少しだけ釣りをする人がいます。
私が気になるのがラインの量がめちゃ減っているのにそのまま使っている人。
ラインが減るとキャスト時にスプールエッジにガシガシ当たって飛距離が落ちるのはもちろん、ハンドル1回転の巻き取り量も変わってきます。
私の場合そうなる前に新しいラインに巻き替えるか、下巻きを増やしてかさ上げします。
単純にずぼらなだけなのか、バックラッシュを恐れてなのか理由は不明ですが、スカスカのスプールを見るのは気持ちが良くないものです(笑)。

今回は新品ラインの巻き方について書きます。

①購入したラインにPEにシュをたっぷりかけて浸透させる。
一度リールに巻き込むとその上からPEにシュをかけても一番下まで浸透しないこと、巻き取り時の摩擦を少しでも軽減するために行います。

②ラインが巻き付けてあるボビン?の真ん中に穴が空いているので、そこにボールペンを刺す。
 IMG_1747
こんな感じ。

③下巻きしたナイロンラインにPEの先を結んでリールに巻き取れる状態にする。

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④ボールペンを両足の指で挟んでリールのハンドルを巻き巻き。
この時にラインをしっかりと張りながら巻き取ることが大事です。
私はバイブレーションを遠投し、グリグリ巻いてくる時と同じくらいの抵抗感になるように加減しています。

⑤巻き取りながらスプールに収まるラインの様子を見ておきます。
下巻きが足りないなら下巻きの追加が必要だし、形状がおかしくなっていればワッシャでの調整が必要です。
また、巻き終えた後にラインを押してフカフカになっているようだと巻き取り時のラインテンションが弱すぎるか、ゴミラインを使っているとそうなります。
力加減を調節して巻き直してください。
きちんとテンションが掛かっていれば指で押すと硬く感じます(へこまない)。
エステルやフロロカーボン、ナイロンでも同様ですが、これらに関してはそこまでラインを張りすぎる必要はありません。

IMG_1744
これが私の適正ライン。
飛距離向上とバックラッシュを軽減するベストな糸巻き量です。
微調整は個人によって増減すると思いますが、参考までに。

IMG_1745
何度か釣行を重ねてラインが減ったものがこちらです。
もう少し減ったら巻き替えますが、最低でもこのくらいは巻くようにしましょう。

IMG_1746
こちらは普段使うことがないリールのスプール。
PEラインではありませんが、少なすぎます。
この状態になると人のリールでもとても気になってきます(笑)。

釣具屋さんでリールとラインを購入するとサービスで巻いてくれたりします。
でも、自分の納得できるようにしっかり巻いてくれるわけではないので、自分で巻くようにしています。
特に初心者のうちはどこまで巻けばわからないこともあり、釣具屋さんでされるがままという人も多いので、変にスカスカのスプールになっているのかもしれません。
「ギリギリまで巻いてください」
と注文を入れておけばある程度軽減されますので、依頼するときは言うようにしましょう。 

ルアーフィッシングの場合、ルアーにばかり気を取られてラインをおろそかにしてしまうことも初心者にありがちです。
良いラインを使い、適切にスプールに収めて、釣りをしている最中もラインチェックをしっかり行う。
これがトラブルを防ぎ、快適に釣りができ、大物との距離を縮めてくれる第一歩となります。 






最後までお付合いありがとうございます。
お買い物はネットで休日は釣りへ。

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